2006年04月27日

26/04/2006 vs Barcellona

アンチェロッティ;あと一歩、我々はベストを尽くした - A.C. Milan Official Site
Barça impenetrabile, Milan fuori - gazzetta.it

Barcellona-Milan 0-0

20060426.jpg

全てのミラニスタが信じ続けたバルセロナでの90分が終わった。カンプノウで負けることは無かったものの、ゴールを奪うことができなかったミランは、昨シーズンの雪辱を果すこともできなくなった。

昨日のニュースでは状態が不透明だったネスタが出場できず、ベンチ入りすらしていなかった。代わりにCBに入ったのはコスタクルタ。40歳になったばかりのベテランが、キャプテンマークを腕に巻いてカンプノウのピッチに立っていた。右はカフーという噂も多かったがスタム、FWにはインザーギが復帰した。

最低でも1点を取らなければならないロッソネリは、開始早々にチャンスを得る。スタムのパスから右サイドを抜け出したカカが右足を振り抜くものの、わずかにゴール左へそれていった。その直後、逆にエトーに決定的なチャンスを与えてしまうものの、ヂダが素早い出足でセーブ。ここまでわずか3分ほどしか経過していないという、なんとも目まぐるしい展開。

ロッソネリは17分にもエトーに決定的チャンスを与えたものの、これもヂダとコスタクルタの好セーブで難を逃れる。ビリーさんとカラーゼとの急造CBコンビは何度かビルドアップの際にミスを犯し、それがバルセロナのチャンスへと直結していく。ギリギリのところで凌いではいたけれど、この調子ではいつか失点してしまう可能性も高かった。

ヂダが好調で無失点にしていたものの、ビリーさんの体力もきつくなり、64分にカフーと交代。右にいたスタムを中央へ。さらに68分、ガットゥーゾに代えてルイコスタを投入。攻守のバランスより攻撃力を重視せざるを得なくなる。バルサは69分、ジュリに代えてラーションを入れてくる。

その直後にあったビッグチャンス。シェフチェンコがヘディングでゴールネットを揺らすが、プジョールに対するファールを取られて得点は認められず。ビデオでは何もしてないようにも見えたが、これが・かった。その後も攻勢に出て行くミランに対して、インターセプトからカウンターを狙ってくるバルサの攻防が続く。何度かエトー、ロナウジーニョらにカウンターで攻められるが、しぶとく防いでなんとかなんとか望みをつなぐ。

79分、最後のカードとしてピッポからジラルディーノへチェンジ。このあたりの時間帯からロッソネリは圧倒的にボールを支配して、ジラのポストプレーに望みを託すものの、ジラのプレーはことごとくファールになってしまう。

最後の最後まで信じて応援するも、ロスタイム3分を・たずに主審の笛。結局、最後まで・らからゴールを奪うことができなかった。いろんな運もバルサに味方したとは思うが、バルサの攻撃を凌ぐことでいっぱいいっぱいだったミランは、・らの守備を崩すことができなかった。ロナウジーニョやエトーなど攻撃陣に注目の集まるバルサにも、キャンプテンのプジョールや中盤の壁になったエジミウソンなど守備の男・がいて、ロッソネリの攻撃陣は・らに最後の最後でストップされてしまった。

ま、誤審とかロスタイムが短いとか言いたいこともたくさんありますが、きっぱりさっぱりすっきりと諦めます。残り試合も少ないですが、セリエAに集中しユーベを追撃し、もう一つの奇跡を実現するのみです。

Barcellona (4-3-3): Valdes; Belletti, Puyol, Marquez, van Bronkhhorst; Iniesta, Edmilson, Deco; Giuly (dal 24' st Larsson), Eto'o (dal 44' st Van Bommel), Ronaldinho. (Jorqueira, Sylvinho, Gabri, Motta, Maxi Lopez). All. Rijkaard

Milan (4-3-1-2): Dida; Stam, Costacurta (dal 19' st Cafu), Kaladze, Serginho; Gattuso (dal 23' Rui Costa), Pirlo, Seedorf; Kakà; Shevchenko, Inzaghi (dal 34' st Gilardino).(Kalac, Maldini, Vogel, Jankulovski). All. Ancelotti

ARBITRO: Markus Merk (Ger)
NOTE - Ammoniti Costacurta ed Edmilson per gioco scorretto; recuperi 0' pt, 3' st; terreno in buone condizioni, serata primaverile. Spettatori 98.000 circa.
posted by 88 bloduction at 10:26 | Comment(2) | TrackBack(2) | UEFA CL

2006年04月26日

バルセロナ戦、2nd LEG直前情報

アレッサンドロ・コスタクルタの自信 - A.C. Milan Official Site

「あの試合は長い戦いの序章でしかなく、僕としてはバルセロナがカンプ・ノウでもああいうかたちで闘ってくれるといいと思っているし、僕にはある考えがあるんだ。もし彼らが同じスタイルで向かってくるなら、僕らはもう二度と負けないという自信があるよ」
今日の新聞から:シェフチェンコのコメント - A.C. Milan Official Site
「明日は何をしなきゃいけないかって? 簡単なことだよ、いいプレーをするだけだ」
コスタクルタのコメントは興味深い。同じスタイルでは通用しないよと、バルサを牽制している。ビリーさんのクレバーなプレーぶりから考えれば、あながちウソとも思えないコメントである。

そしてシェバのコメントは、自ら冗談と言った部分を抜粋したけれど、本気のコメントですな。リラックスしているようだし、集中もしているようだ。1st LEGのポイントもわかっているし、しなければならないこともわかっている。

Milan, clima da grande impresa - gazzetta.it
ミラン、決戦の地バルセロナへ! - gazzetta.it
ミランをバルセロナ空港で待っていたのは - gazzetta.it

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"Noi ci crediamo perché vi conosciamo"
『俺たちは信じている。なぜなら、お前たちをよく知っているからだ』

上の写真はバルセロナ空港に先乗りしていたミラニスタによって貼られた横断幕である。選手を鼓舞する十分な言葉です。イタリアだけでなくここ日本にもミラニスタは大勢いて、「バルセロナ有利」とわかっていてもロッソネリを信じている。

また出発時のミラノ空港のアナウンスは、このように流されたとのこと。
「バルセロナ行き便は、11時(※=11人)」
そしてアナウンスはこう続けたそうだ。
「次便はパリ行きです」
ミランほどのビッグクラブに対して、街をあげての応援となると、さすがにハンパ無いですな。最初のアナウンスは、11時のOreと11人のOleをかけたもので、さらに次がパリ行きというのはもちろん決勝の地である。ガゼッタの記事もミランを応援するものばかり。1994年の決勝戦のこと(対バルセロナ、バルサ有利の下馬評の中、4-0でミラン勝利)、97-98 UEFA杯でのインテル対リヨンのこと(当時リヨン所属のジュリがインテルホームの1st LEGで得点をあげて勝利するも、リヨンホームの2nd LEGでインテルが逆転勝利)...というように過去の勝利から、今回も勝てる試合だという自信を見せている。

バルサに勝って決勝へ進むという大きな目標に向けて、世界中のミラニスタが一つになっている。

オイラも信じています。彼らをよく知っているから。
posted by 88 bloduction at 18:43 | Comment(1) | TrackBack(2) | UEFA CL

2006年04月25日

バルセロナ戦、2nd LEGに向けて

ミラン、主力選手が復帰へ - uefa.com
フロントからの公式発表 - A.C. Milan Official Site
バルセロナvsミラン:23名の登録選手 - A.C. Milan Official Site
ミランとカフー、2007年6月30日まで契約延長 - A.C. Milan Official Site

荒れに荒れたメッシーナ戦も含めて、出場が微妙な選手が多い中、カフーとインザーギは出場できる見込みのようです。かなり厳しい選手起用が予想される中で、ホッと一安心といったところ。登録選手の発表には、カカ、シェフチェンコ、ネスタの名前はあるものの、実際はどうなのか。外で見ているしかない私達には、試合開始直前まで知る由も無いだろう。

水曜は何でもいいから先取点を取って、まずAggregateをタイに戻すこと。これが最重要課題だろう。先取点を奪われたら、かなり厳しい状況に陥ってしまう。そしてロナウジーニョをどうやって封じるか、これが次に重要なポイントとなる。どちらもあのチェルシーですらできなかった難しい問題だが、必ずできると思っている。リラックスしていつも通りのプレーができれば不可能では無い。

最後にカフーが1年契約延長しました。ありがたいことです。土曜日から良く無いニュースが多い中で、やっといいニュースがありますた。

さて水曜日はどうなるか。楽しみです。
posted by 88 bloduction at 22:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | UEFA CL

2006年04月20日

カカとセードルフのコメント

カカー:足りなかったのはゴールだけ - A.C. Milan Official Site
シードルフ:妥当とはいえない結果 - A.C. Milan Official Site

1st LEG、ホームで敗戦したとはいえ、カカはまだ諦めていない。
「カンプ・ノウで僕たちも彼らと同じような幸運に恵まれるといいね。バルセロナにはすごい選手がたくさんいるけど、今夜の闘いで、彼らにもまだ欠けている点があることがわかった」
当然、バルセロナがサンシーロでやってのけたことを、ミランもカンプノウでできる可能性があるわけで、決勝進出の可能性が少ないと僕は思わない。カカも言う通りバルサにもまだ欠けている部分はあるわけで、全ての試合に勝てるチームなどこの世に存在しない。

セードルフもポイントを十分に理解している。
「僕らはチャンスをつくったのに得点ができなかった。それが今考えるべき最も大事なポイントだよ」
ジュリのスーパーゴールが生まれる前は、ロッソネリが試合をほぼ支配していた。足りなかったのは、たった一つのゴールだけであって、全ての面でバルサに劣っているわけではないし、特に前半はバルセロナを圧倒するほどのバランスが取れていた。

来週のゲームでは、自信を持って自分達のサッカーができるかどうか。それができれば、1点のビハインドは十分にひっくり返すことは難しくないはずだ。
posted by 88 bloduction at 16:29 | Comment(1) | TrackBack(0) | UEFA CL

2006年04月19日

18/04/2006 vs Barcellona

ジュリーが驚きのゴール - A.C. Milan Official Site
Giuly fa piangere il Milan - gazzetta.it
カカー「決勝に行けると信じている」 - gazzetta.it
アンチェロッティ「まだ終わってない」 - gazzetta.it

Milan-Barcellona 0-1 (0-0)

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高いモチベーションで望んだバルセロナ戦。ロナウジーニョの驚異的な技術と、本当に一瞬のスキをついてゴールを決めたジュリの2人にやられてしまった。逆にミランは前半ジラルディーノとシェフチェンコに訪れた2度の決定的なチャンスにゴールできなかったことが、最終的に敗戦の原因となってしまった。

あのワンプレーを除けば、敗ける可能性は無しに等しかっただろう。しかしそんなわずかなチャンスをモノにしてしまうのが、ロナウジーニョでありバルセロナというチームということを思い知らされますた。特にジラルディーノは同じような角度のシュートをポストに当ててしまっている。

別に誰かのせいにするつもりでは無い。セルジーニョはクロスを上げるどころか、ジュリに引っ張られてオーバーラップすらできない。カカはエジミウソンのマークに苦しみ、ピルロもどこかしら元気が無い。

しかし、この試合で得たものも多かったはず。ミランがバルセロナ相手に1敗しただけで、それ以上にもそれ以下にも考える必要は無い。

カカー:試合後のコメント
「でも(次戦)向こうのホームでもやれるって、自信を持てるよ。信じなきゃ。もう終わった、なんて思いながらバルセロナに行くのは絶対ダメだ」
来週、しっかりお返ししてあげます!

Marcatori: al 12' st Giuly

Milan (4-3-1-2): Dida, Stam (dal 32' st Cafu), Nesta, Kaladze, Serginho, Pirlo (dal 22' st Maldini), Gattuso (dal 28' st Ambrosini), Seedorf, Kakà, Shevchenko, Gilardino (Kalac, Rui Costa, Vogel, Amoroso). All. Carlo Ancelotti.

Barcellona (4-3-3): Victor Valdes, Oleguer (dal 30' st Motta), Puyol, Marquez, Van Bronckhorst, Van Bommel, Iniesta, Edmilson, Giuly (dal 26' st Belletti), Eto'o, Ronaldinho (dal 44' st Maki Lopez) (Jorquera, Sylvinho, Gabri, Ezquerro). All. Frank Rijkaard.

ARBITRO: Alain Sars (Francia)

NOTE: spettatori 76.858 spettatori, per un incasso di 3.260.405 euro. terreno in buone condizioni; ammoniti Puyol, Nesta per gioco falloso; Oleguer per comportamento non regolamentare; recuperi 1' pt, 3' st
posted by 88 bloduction at 12:20 | Comment(1) | TrackBack(2) | UEFA CL

2006年04月18日

バルセロナ戦、1st LEGに向けて

意欲と思い切り - A.C. Milan Official Site
ミランvsバルセロナ:ミランの登録選手 - A.C. Milan Official Site
欧州CL ミランvsバルサの予想スタメン - 欧州通信
意欲満々のシェバ - Sheva7
注目の一戦を待ち焦がれるミラノ - uefa.com
Ancelotti: "Non subire gol" - gazzetta.it

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いよいよ今夜である。サンシーロにバルセロナを迎えて、チャンピオンズ・リーグ準決勝第1ラウンドが始まる。ミランはフィリッポ・インザーギが発熱のため欠場。スタムは何とか間に合った。右でスタメンの可能性も高いが、カフーとどちらがスタメンになるか気になるところ。バルサ側はメッシとラーションがケガ、デコが累積警告となり、マルケスが戻ってくる。お互いに好調なメンバーを欠いての試合となるが、それによって試合の質が落ちるということは全く無いだろう。それだけの力を両チームとも持っている。

累積警告と言えば、出場停止へリーチなのが、ミランはガットゥーゾ、インザーギ、マルディーニで、バルサはマルケス、プレサス、ファン・ボメルと、それぞれ3人ずつ。一番心配なのはガットゥーゾだが...

ところで、アンチェロッティはやはり無失点で終えたいと考えているようです。
「ミランとバルセロナは今、欧州で最も素晴らしいサッカーを見せている2チームと信じている。おそらく、スペクタクルと高いクオリティによる2試合が約束されるだろう。昨季の準決勝では苦しんだから、今回はシンプルに勝利だけを求める。明日のゲームで決定的ダメージに与えなくても、もしこの第1戦を無失点で終えることができたら、それは2倍の価値を持つだろうね」
さらにシェフチェンコはこうコメントしている。
「スペインのチームとはつねに過酷な試合になるし、スペインリーグからは常に、どこか刺激的かつ屈強なチームがこの大会に出てくる。どのチームも攻撃的で、FWにとってみればスペースを見つけやすく、だからゴールもしやすい。明日の試合に関して言えば、彼らのほうがより天真爛漫で、僕らはより成熟している。彼らのその若さと柔軟さをもって時にはありえないシュートを仕掛けてくることもあるけれど、僕たちはそれとは違い、経験を積んで成熟し、さまざまな局面に素早く対処ができる。何が起こるか楽しみだね」
なんといってもシェバはバルサに相性がいい。ディナモキエフ時代の有名なハットトリックもバルサが相手だったし、昨シーズンのグループリーグでも2得点(2試合)している。

問題はロナウジーニョをどう封じ込めるかである。スタムはジーニョについて、
「ロナウジーニョには何のオプションも与えてはいけない。彼をゾーンでマークするのかマンマークするのかは言えないが、とりあえずロナウジーニョには90分の中で一瞬たりともスペースを与えていけないことは確か。ミランは彼に何の可能性も与えないようプレーすべきだ」
とコメント。またジーニョと同時にエトーも強烈なアタッカーであり、ロッソネリは彼らを自由にさせないという、不可能にも思える目標に高い集中力であたる必要がある。しかしスタムも昨季のグループリーグ、ミランホームのゲームでは彼らをシャットアウトしている。ほぼ1人でバルサ攻撃陣をノックアウトしたスタムだが、今回の出場は前にも言ったとおり右SBが濃厚。ケガも多いので、2試合フルでの活躍は難しいかもしれない。

そして最も大事なポイントを明確にアンチェロッティはわかっている。
「我々は、バルセロナのゴールをいかに封じるかということを第一に考えているわけではない。何より大切なのは、自分たちのリズムでゲームを進めようという思い切りと意欲を持つことだと思う。双方にとって、ここがポイントになる。ミランもバルセロナも、ゲームをコントロールして、敵に遅れをとらないチームだ。ゲームの主導権を握れたチームが、勝利を手にする可能性が大きいだろう」
無失点も大事だが、それを恐れずに攻撃し主導権を握る。これはすごく大事でしょう。ちょっとでもスキを見せたら、すぐにやられます。この試合はそういうレベルです。

とにかく楽しみにしてます。
posted by 88 bloduction at 19:04 | Comment(0) | TrackBack(1) | UEFA CL

2006年04月11日

ミランとバルサ

ゴールを重ねるミランとバルサ - A.C. Milan Official Site

今日時点での両チームのリーグ戦の成績。
Milan 73pts 33g 23w 4d 6l 74 27
Barcelona 70pts 32g 21w 7d 4l 72 29
※左から勝ち点、試合数、勝利、引き分け、敗北、得点、失点
リーグ、順位、他チームとの勝ち点差から何から全てが異なるのは当然だが、数字だけを見る限り非常に近い成績を残している両チームである。

勝ち点はほぼ同じ。バルサが次節に勝利すれば、同じ試合数で同じ勝ち点73となる。得失点についても大差は無い。今シーズンのリーグ戦やカップ戦を含む総得点は、バルセロナが通算106得点、またミランは通算102得点と、欧州の舞台を含めても変わりは無いと言っていいだろう。

バルサはリーガ・エスパニョーラを独走しており、加えてCLでは宿敵チェルシーに勝利したことで、非常に評価が上がってきている。国内でもロナウジーニョのおかげか、バルサ最強という風潮が良く聞かれるが...

大して成績変わんないわけだし、必要以上に恐れてもしょーがないです!

ま、どちらにしても楽しみです。シェフチェンコとロナウジーニョのバロンドール対決でもあるし、アンチェロッティとライカールトの元ミラン監督対決でもある。

まずは1st LEGにアウェイゴールを与えないようにするのが、最低条件でしょうな。スコアレスドローでもありだけど、得点を与えずに1-0以上で勝つことができればカンペキです。
posted by 88 bloduction at 13:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | UEFA CL

2006年04月06日

インザーギのコメント

勝利に酔う「スーパー・ピッポ」 - uefa.com

“スーペルピッポ”インザーギのコメント
「土壇場で辛うじて勝利を収めることができた。確かにそうだが、そんなサッカーこそ大きな喜びを味わえる。長く苦しい試合だった。しかし、苦しむのが嫌ならサッカーはやめたほうがいい。他の職業を当たるべきだ。本当に貴重な勝利を収めることができた。だからこそ喜んでいる。最後の最後まで戦い続け、優れたチーム精神とあきらめない姿勢を示した。終了のホイッスルまで苦しんだが、苦しみが大きいほど勝利の味は甘いものだ」
苦しむのが嫌ならサッカーはやめたほうがいい...

やっぱ、あんたサイコーだよ。
あちこちのサイトでインザーギのコメントを見ることができる。火曜日の試合では、あらためて本当にスゴイFWだと再認識させられますた。

カカのコメント
「準決勝ではバルセロナと当たりたい。それは事実上の決勝戦となるからだ」
次は経験の差も無い、本当に最強の相手との対戦だ。それを僕も楽しみにしている。恐らく皆バルサが勝つと思っているだろうからね。

そうはいきませんので。
posted by 88 bloduction at 21:21 | Comment(1) | TrackBack(1) | UEFA CL

アンブロジーニとインザーギのコメント

Inzaghi insegue il mito Eusebio - gazzetta.it
欧州CLリヨン戦、大活躍のインザーギ「ACミランは“すごいぞ!!”」 - gazzetta.it
3年前によく似た光景 - uefa.com

欧州CLベスト4進出を賭けたリヨン戦で激闘を制したACミランの選手達が一夜明けた5日、“ミラノ・チャンネル”の取材に応じた。

アンブロジーニのコメント
「昨日の試合は最初から最後まで死んでも良いというぐらい激しい試合だった。“スーペル・ピッポ”出来過ぎだよねぇ。全くたいした人だよ。サン・シーロのスーパーヒーローだね。また2得点の大活躍、3年前のアヤックス戦を思い出したよ。あの時も誰もがもう駄目だーと思った終了間際にゴールを決めてくれたよね。」
たしか2003年の準々決勝でゴールを決めたのは、トマソンだったと思うんだけど...まぁ、いっか。あの時も大変な激戦を土壇場でひっくり返したんです。トマソンが。

インザーギのコメント
「このチームのためならなんだってするさ。欧州CLで昨年は決勝戦、今年はベスト4以上、素晴らしい事だよね。僕の所属クラブながら本当にACミランは“すごいぞ!!”って言いたいよ」
ホントにすごいです。グループリーグでは苦しみながらも1位通過。ベスト16はドイツ王者・バイエルンに圧勝し、ベスト8では今季CL負け無しのフランス王者・リヨンを破った。ここ4年で3度の準決勝進出しているクラブは無いと思う。リヨン戦と同日インテルがビジャレアルに敗れ、昨日ユベントスはアーセナルになすすべもなく敗れた。ベスト8に残ったイタリアの3クラブは、ここでミランのみとなった。

そして...バルセロナである。
ベンフィカとの1st LEGに沈黙していたロナウジーニョとエトーが1ゴールずつを決めて快勝といったところでしょう。勢いとしては若干ミランの方が上かな?でもロナウジーニョ、エトー、メッシなどの攻撃力は欧州屈指といっていいだろう。ま、ミランもシェフチェンコ、インザーギ、ジラルディーノ、カカの攻撃力があるからね。

どちらにしても彼らに勝てなければ、パリへ行くことはできません。
どこが相手だろうと勝つのみです。

インザーギ:夢のような夜だった - A.C. Milan Official Site
ミランvsリヨン:ガゼッタの採点 - A.C. Milan Official Site
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2006年04月05日

04/04/2006 vs Lione

インザーギが決めた!ミラン準決勝へ! - A.C. Milan Official Site
ミランvsリヨン:試合記録 - A.C. Milan Official Site
Cuore Inzaghi, Milan avanti - Gazzetta.it
ガリアーニ「ACミランが今年もナンバーワンだ」 - Gazzetta.it
ミラン、土壇場の逆転で4強入り - uefa.com
Late Milan heroics sink Lyon - Sky Sports
サッカー=欧州CL、ACミランが4強入り - ロイター

Milan-Lione 3-1 (primo tempo 1-1)

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インザーギです。やっぱりインザーギでした。シェフチェンコはイマイチ元気がなく、カカはスペースを消され、いつものようなドリブルができない。右SBはスタムが前半早々にケガをして交代。攻撃が左サイドに偏ってしまい、リヨンも当然それを読んでいるので彼らにとって守りやすくなっている。そんな中でミランに勝利をもたらしたのが、スーペル・ピッポ・インザーギでした。

試合は序盤からリヨンのペース。ロッソネリのDFラインも慌ててしたバックパスからピンチを招くなど、ちょっと危なっかしい展開。リヨンにとっては決定的なチャンスを得るものの、彼らはフィニッシュを大きくはずしてしまう。さらに前半24分にスタムがケガをして、コスタクルタと交代。2度も決定的なピンチをシュートミスによって助けられたロッソネリは前半25分、リヨンが中盤でミスしたボールを奪って左サイドのセードルフへ送る。タイミングをきっちり合わせてダイレクトに中央へ折り返すと、相手DFのマークをはずしたインザーギの頭へピッタシのボール。ピッポは正確にゴール右スミへ流し込んで、苦しんでいるチームに先制点をもたらす。

しかしその6分後、コーナーキックからのこぼれ玉に一早く反応したディアラに頭で押し込まれ、あっさり同点にされてしまう。ちょっとキーパーチャージくさかったものの(というか恐らくそうだと思っている)、これによってアウェーゴール差で、リヨンが準決勝進出へ一歩リードする。それからは、残り時間のほとんどが重たく感じられた。ジュニーニョを中心にリヨン・ペースで試合が進み、前半は1-1のままで終了する。

後半に入っても展開はあまり変わらなかった。ジュニーニョのFKに脅えるミラン。後半開始早々、ペナルティエリア付近でピルロが、ジュニーニョをひっかけてしまいファール。このFKを何とか壁で防ぎ、ギリギリのところで2点目を与えない。リヨン優勢のままの膠着状態が続くと、アンチェロッティが動き始める。後半27分、ピルロに代えてアンブロジーニを投入。左サイドにアンブロが入って、セードルフが中央へ。さらに33分、ガットゥーゾに代えてマルディーニを投入。マルディーニは左SBに入り、セルジーニョを左MFへ一列上げて、さらに左に入ったアンブロを右へ。これでゲームの流れが変わってくる。集中して守られていた左サイドの動きが変わり、リヨンの守備がそこについていけなくなる。

最後に主導権を自分達のモノに持ってきたのはミランだった。後半の残り15分から20分だっただろうか。それとも10分ぐらいしか無かったのかもしれない。どちらにしてもボールを支配して、狭い左サイドの突破をはかる。セルジーニョが左サイドを突破してペナルティエリア内までドリブルでつっかけるなど、いい攻撃をできるようになってきたが、それでも決定的なチャンスへつなげることが難しく、再三リヨンのDF陣に攻撃を阻まれていたが...

後半43分、ロッソネリに幸運が訪れる。左からのクロスが中央でつぶれたアンブロを超えて、右でフリーになっていたシェバの足元へ!ワントラップから右足を振り抜いたボールは、GKクペの手をかすめて左のポストに弾かれる。ゴールライン上を右のポストまで転がったボールに、もっとも早くつめていたのが、なんとなんと...

インザーギ!インザーギ!インザーギ!
このボールを押し込んで、ロッソネリが土壇場で勝ち越しゴールをゲット!

っっ...しゃあぁ!!!
サンシーロの客席もすごかっただろうが、オイラも一人で大騒ぎ。今シーズン最大の敵を相手に、残り2分まで苦しんで苦しみぬいたが、その苦しんだ大きさだけ反動が大きかったし、またピッポが最後の最後で押し込んでしまうあたりが、かなりトベます!

ロスタイムは4分。最後の総攻撃をしかけるリヨンに対して、ミランはファールしてでも止めようとするものの、リヨンのパスワークが上回り、あっという間にミラン陣内へ。しかしこの攻撃をしのいだ後、リヨンDFの不用意なバックパスをシェバがかっさらい、1st LEGから散々苦しめられたGKクペをかわして、トドメの3点目を冷静に流し込んだ!

もう2点を取り返す時間はリヨンには残されていなかったが、最後まであきらめずにしかけてくるリヨンを抑えきって試合終了。サンシーロは大騒ぎとなり、アンチェロッティも「もっと騒げ」とばかりティフォジへ向かって両手を振り上げる。準決勝進出を喜び、またリヨンの健闘を称えた。

準決勝進出決定後、サンドロ・ネスタのコメント
「ここ何試合かで、ミランは常にミランらしいところを見せてきた。必ずしも最高のプレーをしているわけではなくとも、常に結果を出している。我々は強敵を相手にし、とくにジュニーニョのフリーキックには手を焼いた。先日の黒星の後、僕たちは立て直しを計って最終的に勝利をもぎとった。ちょっとラッキーだったと言えなくもないけれど、ホームの試合で勝ち上がりを決めようと全力を尽くしたことが報われたんだと思う。」
いや、ホントその通りですよ。

Marcatori: Inzaghi (M) al 25', Diarra (L) al 31' p.t.; Inzaghi (M) al 43', Shevchenko (M) al 48' s.t.

Milan (4-3-1-2): Dida; Stam (dal 24' p.t. Costacurta), Nesta, Kaladze, Serginho; Gattuso (dal 33' s.t. Maldini), Pirlo (dal 27' s.t. Ambrosini), Seedorf; Kakà; Shevchenko, Inzaghi. (Kalac, Vogel, Rui Costa, Gilardino). All. Ancelotti.

Lione (4-3-3): Coupet; Clerc, Cris, Caçapa, Abidal; Juninho, Diarra, Malouda; Wiltord, Fred (dal 26' s.t. Carew), Govou (dal 38' s.t. Réveillère). (Vercoutre, Muller, Clement, Benzema, Pedretti). All. Houllier.

ARBITRO: Hauge (Nor).
NOTE: spettatori 78.894, per un incasso di 2.367.618 euro. Ammoniti Gattuso, Maldini per gioco scorretto, Serginho e Inzaghi per comportamento non regolamentare. Recuperi 2' p.t., 4' s.t

ネスタ:ミランは常にミランらしい闘いをしている - A.C. Milan Official Site
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2006年04月04日

リヨン戦、2nd LEGに向けて

リヨン戦、でも平常心 - A.C. Milan Official Site
自信のアンチェロッティ監督 - uefa.com
Ancelotti: "Si preoccupi il Lione" - Gazzetta.it

かなり舌戦も大きく目立つようになってきますたね。1st LEGで自信を深めたリヨンに対して、逆に「われわれには用心すべきだ」と警戒を促している。リヨンはアウェーでも強いというチームの特徴を表に出してはいるが、ミランもホームで特に強いのが今年の特徴となっている。

ジュニーニョの復帰も大きく騒がれている。しかし彼らはティアゴがいなくなることをさっぱり忘れている。ジュニーニョほどでは無いだろうが、中盤の重要な選手がいなくなるということは小さいことではない。

ミランにはマルディーニとカフーの復帰が大きい。雰囲気としても良いだろう。2人とも先発することは無いだろうが、チームとしては良い兆候が見えている。しかもミランは2nd LEGにほぼベストの布陣で臨むことができる。

そしてリヨンは守備が固くない。1st LEGで無失点に抑えたことで、アウェーゴールを与えなかったと喜んでいるようだが、それはGKクペの好プレーによるものであり、また後半ミランに対して攻撃の時間を増やせたからでもある。決定的なチャンスの数では、大して変わらなかったことも彼らは忘れている。

リヨンとの対戦を前にして、カルロ・アンチェロッティのコメント
「我々は最大限の力を出し切る。なにせ相手は、第一戦の後半に多くのチャンスを作ってミランを押しまくったことからもわかるようにとても力のあるチームだからね。我々はもうこの手のビッグマッチには慣れているからとくにプレッシャーはない」
続いて、アンドリー・シェフチェンコのコメント
「今シーズンきっての大一番だけど、でもこれが決勝戦ではない。そこに到るまでの重要な決戦ということだ。大事なことは体力と気力を十分に回復することだね」

力は五分五分とみていいでしょう。
どちらが正しかったかは、今夜、決まります。

シェフチェンコ:引退までミランで - A.C. Milan Official Site
ミランvsリヨン:ミランの登録選手 - A.C. Milan Official Site
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2006年03月30日

29/03/2006 vs Lione

アンチェロッティ:今こそサンシーロの人々の応援が必要 - A.C. Milan Official Site
すべては第二戦へ持ち越し - A.C. Milan Official Site
リヨンとミラン、両者譲らず - uefa.com
アンチェロッティ「危険な“0−0”」 - Gazzetta.it
Milan, 0-0 pericoloso - Gazzetta.it
Carlo hails 'good result' - Sky Sports
リヨンvsミラン 0-0 - Sheva7

Lione-Milan 0-0

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内容のこゆいスコアレスドローですたねぇ。リヨンはジュニーニョ・ペルナンブカーノが累積警告によって出場停止。ミランはカフーとスタムがケガで出られない。両チームとも鍵となる選手がいない状況だったけれど、中身は十二分にあった試合となりますた。

試合序盤はロッソネリが主導権を握る。セルジーニョがタイミングの良いオーバーラップをくり返し、精度の高いクロスを入れる。ピルロが起点となって、効果的な攻撃を展開するもフィニッシュをシェフチェンコが決められない。前半に決定的なチャンスが2回あったが、いずれもリヨンGKクペのファインセーブによって防がれてしまう。

リヨンは前半26分、ジュニーニョに代ってスタメンに入ったペドレッティのFKが両チームの選手間を抜けてくるが、GKヂダが左手一本でセーブして得点を与えない。しかしここからリヨンは試合の主導権を握り、積極的な守備と多彩な攻撃をしかけてくるようになった。

前半終了時、ロッソネリの選手達は、まだピッチ上にも関らず、ユニフォームを脱ぎ始めていた。かなり前半から飛ばしていたこともあって、相当な疲労があり、ハーフタイムの休憩だけでは回復は難しかった。

後半もリヨンのペースで試合が進む。そして時間がたてばたつほど、ロッソネリの疲労は濃くなっていった。それでもギリギリのところでふんばり、相手のシュートコースを限定して、リヨンのシュートは枠外になるか、ヂダの正面にしか飛んでこない。この試合で合計20本のシュートを浴びせられたが、無失点で終えることができたのは全員でディフェンスをふんばったからである。

このがんばりが最後にプチ・プレゼントを産んだ...と思う。ロスタイムに入り、猛攻を続けるリヨンのボールを奪うとカカがカウンターでドリブルに入る。ここでリヨンMFティアゴは後ろからカカのユニをひっぱってしまいイエローカード。ティアゴはこれで2nd LEGに出場できなくなり、リヨンは中盤の重要な選手を2試合で一人ずつ失うことになった。

アウェイでドローという結果は全く悪く無いが、リヨンというチームは全く油断できない相手である。2nd LEGではジュニーニョが帰ってくるので、不用意なファールが致命傷に成りうる。1-1ドローではアウェイゴールで負けてしまうこともあるし、勝つことが最低条件となる。まぁどちらにしても、来週にはきっちり決着をつけてあげます。

Lione (4-3-3): Coupet, Clerc, Cris, Cacapa, Abidal, Tiago, Diarra, Pedretti (23' st Clement), Wiltord, Carew (18' st Fred), Malouda. (30 Vercoutre, 4 Muller, 12 Reveillere, 14 Govou, 19 Benzema). All: Houllier.

Milan (4-3-1-2): Dida, Costacurta (17' st Maldini), Nesta, Kaladze, Serginho, Gattuso, Pirlo (40' st Vogel), Seedorf, Kakà, Shevchenko, Gilardino (17' st Inzaghi). (16 Kalac, 17 Simic, 18 Janukovski, 10 Rui Costa). All.: Ancelotti.

Arbitro: Plautz (Aut)
NOTE - Angoli: 5-2 per il Lione. Recupero: 1' e 3'. Ammoniti: Costacurta e Tiago per gioco falloso. Spettatori: 39.313 mila.

カカー、僕たちに点をとらせてくれよ
リヨンvsミラン:ガゼッタの採点
posted by 88 bloduction at 09:31 | Comment(2) | TrackBack(10) | UEFA CL

2006年03月29日

リヨン戦へ向けて

カカー、ミランの作戦をばらす? - Gazzetta.it
アンチェロッティ:互角の闘いになるだろう - A.C. Milan Official Site
カカー:リヨンのブラジル人はみんな優秀だ - A.C. Milan Official Site

いいんすか?記者会見でそんなこと言っちゃって。
カカ「リヨンの両サイドバックを自由にさせないためにスペースを潰しにかかるよ。彼らはサイドアタックにとても慣れてるからね」
同席したアンチェロッティ「それは極秘事項だったのに…台無しにしてくれたな(笑)」
苦手はヘディングだけじゃなくて、記者会見も?なんてことは無いと思うけどね。アンチェも笑顔だったみたいだから、それほど心配はしてないけど...

相当に厳しい試合になるでしょうな。スタムも使えないし、マルディーニも先発は厳しそう。コスタクルタが先発の予想だけど、中3日では土曜日のようなパフォーマンスは期待できないと思う。加えてミランにとってフランスの地は相性は良く無いみたいだし。

最低ラインはアウェーゴールを奪うことでしょう。得点を奪われるにしても最少得点に抑えておけば、2nd Legへつなぐことは十分に可能だし。ガマンが必要な時間も多いと思うが、チームとしては好調だし期待は十分にできるでしょう。
posted by 88 bloduction at 16:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | UEFA CL

2006年03月09日

08/03/2006 vs Bayern

チャンピオンズの夜、ミランの夜
Milan show, Bayern umiliato
Milan breeze past Bayern

Milan-Bayern 4-1 (primo tempo 2-1)

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ドイツでは、先日行われた「イタリアvsドイツのリベンジ」とも言われたゲーム。それをミランはピッポ・インザーギの活躍により返り討ちにしてやったかたちになりますた。

やっぱりインザーギでした。前半8分の先制ゴールは、相手のミスパスをカットしたセルジーニョからのクロスを、落ち着いて頭でファーサイドへ送り込む。その数分後PKを得たのもインザーギ(シェバがはずしてしまったけど)。そこでファールをしてしまったのがイスマイエルだが、彼は明らかにピッポをイヤがっていた。1st LEGにピッポは出場しておらず、それがバイエルンDF陣を混乱に陥れたと言っていいと思う。アンチェロッティがそこまで考えていたかどうかはわからないけど...

後半開始早々2分のゴールは、1点差を追いかけるバイエルンの出鼻をくじく。これもセルジーニョのクロスから。リザラズがクリアしきれなかったボールがインザーギの足元へ転がり、そのまま足でシュートするが、ミスキック(?)となってしまう。うん、たぶんミスキック。それでもボールはピッポの目の前に浮かんでくると、頭で押し込んでゴールにしてしまう。これたぶん相手からすると相当ヘコミそう。絶対「なんであんなヤツに...」みたいな気持ちになりますな。でもミラニスタからすると、最高に気持ちがアガリます。そりゃあもう大騒ぎです。

シェバはといえば、PKをはずしたものの、その1分後にスタムからのクロスをヘディングで決め、後半は4点目となるカカへのアシストを送る。PKをはずした瞬間はオリバー・カーンに挑発されて、珍しく落ち込んでいるような表情をみせたが、意外に立ち直りが早く、あっさり1分後に難しいシュートを決めてしまう。

最後にカカのダメ押しゴール。カウンターで抜け出してボールを受けると、オリバー・カーンと1対1。左を走るピッポへのパスという選択肢もあったが、ドカンと壁をぶち抜くかのようなシュートで、バイエルンにトドメをさした。

左右のSBが効果的にオーバーラップをくり返し、ガットゥーゾに代ってスタメンのフォーゲルは、目立たなくても相手のスペースを消す動きを忠実にこなしていた。セードルフは中盤のつなぎ役を完璧にこなし、ネスタ・カラーゼのCBコンビは相手FWに全くといっていいほど仕事をさせなかった。ジダも前半にCKからバラックの決定的なヘッドをブロック。4得点が目立ってしまうのは当然だが、全体としてのバランスが良かったことがこういう結果に繋がっている。

「強いミランが帰ってきた」というのが、試合終了後の第一印象。この勢いで、ユベントス戦もやっちゃります!

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Marcatori: nel pt 8' Inzaghi (M), 25' Shevchenko (M), 35' Ismael (B); nel st 2' Inzaghi (M), 14' Kakà (M).

Milan (4-3-1-2): Dida, Stam, Nesta, Kaladze, Serginho, Vogel, Pirlo, Seedorf, Kakà (40' st Rui Costa), Shevchenko (31' st Ambrosini), Inzaghi (26' st Gilardino). (16 Kalac, 17 Simic, 5 Costacurta, 18 Jankulovski). All.: Ancelotti.

Bayern (4-3-1-2): Kahn, Sagnol, Lucio, Ismael, Lizarazou (6' st Ze Roberto), Demichelis, Deisler (17' st Scholl), Schweinsteiger, Ballack, Pizarro, Makaay(1' st Guerrero). (22 Rensing, 21 Lahm, 16 Jeremies, 20 Salihamidzic). All.: Magath.

Arbitro: Ivanov (Russia).
NOTE - Angoli: 7-4 per il Milan. Recupero: 2' e 2'. Ammoniti: Vogel, Demichelis, Nesta e Guerrero per gioco falloso, Sagnol per comportamento non regolamentare. Al 24' Shevchenko ha sbagliato un calcio di rigore. Spettatori: 78.000 per un incasso di 2.331.576 euro.

インザーギ:点をとりたくて仕方なかった
シェバ:僕のキャリアにとって今は大事なとき
アンチェロッティ:高い集中力と勇気
シェバ、好結果に満足
posted by 88 bloduction at 08:56 | Comment(1) | TrackBack(2) | UEFA CL

2006年03月08日

バイエルン戦、直前情報

新たなゴールを目指して
ミランvsバイエルン:19名の登録メンバー
シェバ:チャンピオンズリーグでの僕の初ゴールはバイエルン戦だった
気を吐くシェバ

ついに決戦は今夜になりました。昨日はチェルシーやブレーメン、レンジャーズが大会から姿を消し、バルセロナとユベントス、ビジャレアルがベスト8へ進出を決めた。どれも終盤までもつれる厳しいゲームだったようです。

GK:ジーダ、カラッチ
DF:コスタクルタ、カラーゼ、ネスタ、ヤンクロフスキー、シミッチ、スタム
MF:アンブロジーニ、カカー、ピルロ、ルイ・コスタ、シードルフ、セルジーニョ、フォーゲル
FW:アモローゾ、ジラルディーノ、インザーギ、シェフチェンコ
登録メンバーは特に変わった様子は無いですな。アクシデントが無ければ、アンチェロッティはベストのメンバーで挑むでしょう。ジダも帰ってきたが、アンブロの復帰も大きいね。彼の得点力と献身的な守備は必要だし、ガットゥーゾがサスペンドになるので、中盤の守備を固めるという点では、リードしてから途中交代というのは十分に考えられる。

いずれにせよ、向こうも後が無いので、厳しいガチンコなゲームになることは間違いない。
posted by 88 bloduction at 15:08 | Comment(0) | TrackBack(1) | UEFA CL

2006年03月07日

バイエルン戦、2nd LEGへ

カカー、決戦に向けて戦闘態勢
"C'è più gusto con il Bayern"
ミランの復讐を憂えるカーン
カーン:ミランは“老いたチーム”なんかじゃない

水曜のミランvsバイエルンは、その前日に行われるバルセロナvsチェルシーに継いで注目されるゲームだろう。元チャンピオン同士であり、かつ欧州におけるビッグクラブと呼ばれる両チームである。1st LEGの引き分けからわかる通り、実力も拮抗しており簡単なゲームでは無いことも明らかである。

ポイントは中盤だと思われる。バイエルンの中心となるバラックに大してミランはカカ。左セードルフに中央はピルロ。右のガットゥーゾが累積で出場停止のため、そのポジションにはフォーゲルが入るものと思われる。ケガから復帰したアンブロジーニには、ちょっとまだ荷が重いでしょう。

ミランとしてはバラックをまず自由にさせないことが大事。彼の場合はどこからでもゴールを狙えるし、クロスに対して常にゴール前に絡んでくる運動量もある。FWの先発はシェバと絶好調ピッポで決まりでしょう。特にピッポは前回対戦(2003)の時、バイエルン相手に2度も決勝ゴールを決めている。1st LEGで使われなかったのが不思議だったくらいだ。

バイエルンは猛獣カーンが戻ってきた。DFに関しては連携も含めて、1st LEGよりもさらに安定するだろう。中央に関しては確かに強いので、ミランとしては左右からの揺さぶりとドリブル突破が重要な攻撃のポイントと考えます。
posted by 88 bloduction at 20:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | UEFA CL

2006年02月22日

21/02/2006 vs Bayern

バイエルンvsミラン:1−1
バイエルンとミランは分ける
Milan, un pari che vale oro

Bayern-Milan 1-1 (primo tempo 1-0)

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ついに再開したチャンピオンズ・リーグ。セリエAでは調子を落としながらも少しずつ立て直してきたミランだが、今のチームがヨーロッパでどこまで通用するのか。正直なところ未知数な部分があった。舞台は今シーズンから使われているバイエルンのホーム「アリアンツ・アレーナ」。とても新築とは思えない(関係無いか?)芝の状態で、センターサークル付近はドロンコ状態。グラウンドレベルのカメラ画像では、スパイクごとにひっくり返った芝の様子が良くわかった。

それはさておき、ホームのバイエルンが前半から攻めてくることは安易に予想できた。ノックアウトラウンドでは、初戦がホームになるチームは、その初戦で様子を見たりすることが容易ではないからだ。当然のようにバイエルンは前半から積極的に攻めてくる。その中心はバイエルンの司令塔にあたるミヒャエル・バラックだ。タイプが違うためカカと比較されることが多いが、彼の得点力は非常に高い。上背があってヘディングの能力がある。何よりクロスに対して常にペナルティエリア内につめていることが特徴だ。

この日のバイエルンの最初のシュートもバラックの頭だった。右からのクロスに合わせた彼のヘディングシュートは枠外へそれていった。しかしゴールできなくとも得意なプレーでシュートできたことで、バラックを調子にのせてしまったようだ。中盤に一瞬できたスペースから、強烈な右足のミドルシュートを決められてしまう。うまくアウトにかけたボールは、ジダの手も届かず先制点を許してしまう。

そろそろ我らがロッソネリにも目を覚ましてもらわなければ困るんだが、前半は荒れた芝とバイエルンの守備に苦しめられて無得点に終わる。カカはデミチェリスにマンツーマンで抑えられ、シェフチェンコにはボールが収まらない。ジラルディーノはさらに目立たず、セードルフは調子が悪いのかボールを良く取られていた。ピルロはちょうどポジションが芝の荒れた位置になるためうまく機能していない。

後半がスタートすると展開が少しずつ変わってきた。バイエルンのプレスがゆるくなってくる。それに慣れてくると、ミランのパスサッカーが少しずつだができるようになってくる。ワンタッチ、ツータッチで効果的なパスが回るようになって、より攻撃的な展開が作れるようになってくる。

そして左からセルジーニョの入れたクロスに対して、イスマイエルのハンドからPKをゲットする。これを落ち着いて決めると試合はミランペース。焦りの見えるバイエルンに対して、冷静に対処しカウンターを狙い、逆転はできなかったものの決定的な場面を2度も作った。逆にバイエルンの決定機は後半無かったのではと思えるほど。

問題はジダの捻挫だ。クロスボールをキャッチした後、着地の際に足首をひねってしまう。大事に至らなければいいのだが...代わりに投入されたカラッツはCLデビュー戦となるが、急な出番にも関らず落ち着いた対応を見せる。身長2mを超えるカラッツを見たのは、オイラは初めて。不調とはいえ、セリエでもCLでもジダがずっと出ていたからね。

さらにもう一つ問題(児)。ガットゥーゾだ。前半からサリハミリッチとやりあっていたが、後半バラックと乱闘寸前までやりあったあげく、直後に後方からバラックにファールしてイエローカードをもらう。これでホームの次節出場停止...少し珍しい。相手をいらつかせるのは得意で、自分も怒っているように見えるんだけど、実は冷静。みたいなのが持ち味だったのに(というか勝手にそう思っていた)...

まぁ逆転できなかったこととジダのケガを除いては、2nd Legに向けてマズマズの結果だったと思う。ま、3/7のサンシーロでガッツリやっつけてやりますよ!

Marcatori: nel pt 23' Ballack (B); nel st 12' Shevchenko (M) su rigore

Bayern (4-3-1-2): Rensing, Sagnol, Lucio, Ismael, Lahm , Salihamidzic (13' st Karimi), De Michelis, Zè Roberto (31' st Scholl), Ballack, Pizarro, Makaay (34' st Guerrero) (29 Dreher, 69 Lizarazu, 31 Schweinsteinger, 26 Deisler). Allenatore: Magath.

Milan (4-3-1-2): Dida (20' st Kalac), Stam, Nesta, Kaladze, Serginho, Gattuso (40' st Vogel), Pirlo, Seedorf (45' st Jankulovski), Kakà, Shevchenko, Gilardino (5 Costacurta, 17 Simic, 10 Rui Costa, 9 Inzaghi). Allenatore: Ancelotti.

Arbitro: De Bleeckere (Belgio).
NOTE - Angoli: 6-4 per il Milan. Recupero: 1' e 5'. Ammoniti: Seedorf e Gattuso per gioco falloso. Spettatori: 66 mila.

バイエルンーミラン 1−1
ガットゥーゾ:反則をとられて残念だ
ジーダの体調
バイエルンvsミラン戦の採点
posted by 88 bloduction at 09:17 | Comment(1) | TrackBack(3) | UEFA CL

2006年02月21日

バイエルン戦、直前(?)情報

注目チームの決戦

今夜のゲームでは、シェフチェンコの先発が濃厚らしい。相棒はピッポになるのかジラルディーノになるのか気になるところ。ピッポは3年前にバイエルンを敗退に追いやるゴールを決めているし、ジラルディーノも欧州の舞台で大きな仕事をしてもらいたいところでもある。

スタムは微妙な様子。しかし彼が出られないとすると、代わりに右SBに入るのがシミッチだろう。残念だが攻撃面でも守備面でも若干スタムに劣ってしまう部分は否めない。センターもネスタ・カラーゼのコンビが落ち着いてきたとはいえ、スタムの守備力(特に高さ)が必要な場面が出てくるだろう。

バイエルンは守備に自信を持っているし、ホームでは攻めに出てくるだろう。ミランが付け込むのはその穴ということになるのかな。何しろ欧州での経験豊富な両チームなので、引き締まった試合になるだろうし、アンチェロッティの言う通り0-0というスコアはあり得ないだろう。

アンチェロッティ:シェバは大丈夫、スタムは様子を見て
サニョール:ミランのフォアードに注意!
posted by 88 bloduction at 14:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | UEFA CL

2006年02月20日

バイエルン戦に向けて

ヨーロッパ気配は・・・

明日からCL再開ということで、登録選手も発表されています。カフー、マルディーニ、アンブロジーニの名前が無いのがちと残念ですが、ピルロの名前はあったし練習もしていたとのことでこちらは逆にちと安心です。またバイエルン側の情報としては、あの猛獣カーンの出場が微妙らしい。

なかなか試合前から信じていいのか悪いのか、かなりの情報が飛び交っている様子。情報に流されないようにしましょう。

ミラン 次へ向けて調整開始
モナコ遠征の22選手が発表された(←モナコは誰かさんの間違いみたい)
posted by 88 bloduction at 19:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | UEFA CL

2005年12月17日

First knockout round draw

UEFA Champions League - 2005/06 First knockout round draw

ついに決まりますた!1stラウンドの対戦相手はバイエルン。チェルシーとかレアルとの対戦も楽しみではありますたが、バイエルンもドイツチャンピオンだし相手にとって不足は無いでしょう。

バイエルンで注意すべき選手は、マカーイ、ダイスラー、ゼ・ロベルトらだろうか。猛獣カーンも相変わらず健在みたいだし。当然、ブンデスリーガではシャルケより強いチームだし、でも逆にやりやすい相手と言えるかもしれない。最近のミラン的には戦術や意識が単純明快な比較的格下のチームに弱い部分は否めないカンジがしています。ビッグクラブ相手にガチンコするときほど、ロッソネロは異常なほどの集中力を発揮するってこともあります。

他の対戦としては、やはりバルvsチェルが一番の好カード。レアルvsアーセナルというのも危険な組合せだろう。今年は1stラウンドの抽選結果からみると、2ndラウンド以降にもいわゆるビッグクラブでは無いチームが残ってくることになる。

それでも最後に勝ち上がってきそうなチームは、リヨン、バルサかチェルシー、それとリバプでしょう。あとはビジャレアルあたりがダークホースになってくるのかもしれませぬ。

初戦がミュンヘンで2/21、第二戦はサンシーロで3/8に行われる。まだ2月以上あるので、十分に対策は練れるでしょう。話題はつきませんが、とりあえず2月まではリーグ戦に集中していきますわ。

まず勝ち点11差をつめてかないといかんです。
posted by 88 bloduction at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | UEFA CL
ミラン
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